【間取りの落とし穴!?】家づくりで知った意外なルール・制限まとめ

家づくりで一番ワクワクしたのが「間取りを考える時間」でした。

しかし実際には、「これいいな!」と思った間取りが思わぬ制限やルールでNGになることも…!

この記事では、私たちが間取り決めで直面した想定外のルールや注意点をまとめておきます。


1. 北側斜線制限に注意!

「2階を広くしたい」「天井を高くしたい」と思っていたのに、

北側斜線制限(※隣家への日照配慮のための法律)により、思ったより屋根が削られてしまいました。

特に都市部や住宅密集地では斜めの屋根になるケースも多いので、理想の外観イメージがある方は要注意!


2. 採光の関係で窓の数や大きさに制限が

「この部屋は壁いっぱい収納にしよう」と思っていたら…

建築基準法で「居室の採光面積は床面積の1/7以上」が必要とのこと。

つまり、窓をある程度確保しないとそもそも“部屋”として認められないんです。

収納を優先して窓を減らしすぎると、法的にNGだったり、明るさ不足で後悔することも。


3. 建ぺい率と容積率の壁

「平屋にしたいけど、思ったより広くできない…」と悩んでいたら、

土地に対して建てられる面積が制限されているのが原因でした。

  • 建ぺい率:建物の“敷地に対する面積”の割合
  • 容積率:建物の“延べ床面積”の割合

これらは都市計画区域によって違うので、土地選びの段階から要チェックです!


4. 水回りの位置は自由じゃない!?

「トイレはここ!キッチンはこの隣!」と自由に考えていたら、

配管や排水の経路の都合で実現できない場合も。

特に2階のトイレや洗面は下階にパイプスペースが必要になるので、1階の間取りにも影響が出ます。


5. 法的ルール以外にも…自治体・団地内ルールが!

分譲地や団地内では、

  • 外壁や屋根の色に制限がある
  • 高さ制限が独自にある
  • 駐車場の位置指定がある

など、そのエリア独自のルール(協定)があることも。

「間取りが自由な注文住宅」とはいえ、土地・地域ごとの決まりが思った以上に多いのが現実です。


まとめ:間取り=自由設計ではない

注文住宅=自由に設計できる!と思っていた私たちにとって、

こうした思わぬ“縛り”の存在はけっこう衝撃でした。

でも、それも含めて「家づくりのリアル」。

事前に知っておけば設計士さんとの打ち合わせもスムーズですし、理想に近づけやすくなります。

これから間取りを考える方は、ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね。

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