最近、SNSや街中でも「新築戸建てに防犯カメラをつけた」という声をよく聞くようになりました。
防犯意識が高まる中で、「本当に必要?」「うちはそこまでしなくても大丈夫では?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、新築戸建てにおける防犯カメラ設置の必要性、設置するメリット・デメリット、カメラの種類と選び方の比較表まで詳しくご紹介します。
✅ そもそも防犯カメラは必要?「つける派」「つけない派」の本音
▶︎ つける派の理由
- 新築に泥棒や空き巣が入りやすいと聞いて不安だった
- 子どもやペットの見守りにも使える
- 近隣トラブルや郵便物の盗難対策に役立つ
- 「カメラあり」で心理的に抑止力になる
▶︎ つけない派の理由
- 静かな住宅街だから必要性を感じない
- 費用がかかるし、設置工事が面倒
- ご近所の目が気になる(監視されているように思われる)
- 防犯よりもデザインを優先したい
実際のところ、防犯カメラの設置率は増えてきており、新築時に配線を通しておけば将来的な後付けもラクという意見が多数です。
✅ 防犯カメラをつけるメリット
- 空き巣・いたずら・侵入を未然に防ぐ「抑止効果」
- もしもの時の証拠映像が残せる
- 宅配BOXや郵便物の盗難防止
- 子どもやペットの様子を外出先から確認できる
- 不審者情報を記録してご近所と共有できる
✅ 防犯カメラをつけるデメリット
- 初期費用(本体+設置工事)がかかる
- 外観に影響するため、設置位置を考える必要がある
- 録画データの管理・通信環境が必要
- 近隣からの視線が気になる場合も
メリットも多い反面、設置後の管理やご近所配慮も必要です。
✅ 防犯カメラの種類と比較表
防犯カメラはさまざまな種類があり、用途や性能に応じて選ぶ必要があります。
以下に比較表をまとめました。
タイプ | 特徴 | 設置方法 | 録画方法 | 価格帯 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
屋外有線タイプ | 高画質・安定性◎。本格的な防犯用。 | 配線工事あり(新築時がベスト) | HDD録画・クラウド対応 | 3〜8万円/台 | ★★★★☆ |
屋外無線(Wi-Fi)タイプ | 配線不要。DIYでも設置可能。 | 屋外にネジ止め+電源が必要 | SDカード/クラウド録画 | 1.5〜3万円/台 | ★★★☆☆ |
屋内用カメラ | ペットや子ども見守りに最適。 | コンセントに差すだけ | スマホアプリ+クラウド | 5,000〜15,000円 | ★★★☆☆ |
ダミーカメラ | 本物そっくり。心理的抑止用。 | 貼り付け・ビス止め | 録画機能なし | 1,000〜2,000円 | ★★☆☆☆ |
✅ 迷ったら「玄関前+死角」に1台ずつが安心
新築時は配線と電源だけでも通しておくのが賢い選択です。
特に設置しておくと安心な場所は以下の通り:
- 玄関・門柱まわり(インターホンと連動できると◎)
- 勝手口・裏手などの死角
- 駐車場・自転車置き場
最近はスマホ連動型のWi-Fiカメラも増えているので、「まずは1台から試す」という方法もおすすめです。
✅ まとめ|防犯カメラは「防ぐ」だけでなく「守る」ために
新築だからこそ、防犯カメラの設置は資産と家族を守るひとつの手段になります。
「必要になってから」では遅いのが防犯対策。
いざというときのためだけでなく、日常の安心・見守りにもつながる防犯カメラ。
費用やデザインとのバランスを考えながら、暮らし方に合ったカメラ選びをしてみてくださいね。
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